救命病棟24時(第4話)

ライン
1999年1月26日・放送
「妻への贈り物」
今回のあらすじ 心肺停止状態の男性が運び込まれた。進藤(江口洋介)を中心としたスタッフは整
海水パンツ姿の男が救急車で運び込まれる。その日が休みの菊池医師(金田明
夫)だった。付き添っている志乃(土屋久美子)が菊池夫人と思われたが、志乃は
小料理屋のおかみだった。
たまたま、そこへ菊池夫人の美和(竹井みどり)がやってきた。看護婦のゆき(須
藤理彩)が持ってきた「愛する志乃さんへ」のカード付きのプレゼントを見て怒り、
菊池の症状は悪化する。
楓(松嶋菜々子)が化粧をしてやった多恵( 高田敏江 )は大腿部を骨折している。
ガンも転移し、おまけに夫の正勝(三橋達也)のことも分からない痴呆症患者
である。
やってきた正勝に楓は、「奥様がお待ちかね」と病室に案内するが、多恵は夫の
方を見向きもせず、入ってきた進藤(江口洋介)のことを「主人よ」と楓に紹介する。
午後、脳死状態だった高木が死ぬ。楓は高木の新婚の妻、マキ(宮沢美保)に
「奥様が毎日のようにいらしてだんな様も幸せ」と言うが、マキは「病院へ来るの
がいやだった」と反発する。
帰っていった志乃が再び顔をだし、菊池を見ている美和と女の戦いを展開して帰
る。菊池と志乃との間には男女関係はなかったらしいが、怒った美和も「離婚す
る」と帰ってしまう。
多恵の病室では、やってきた正勝を多恵が追い出そうとする。正勝は「もうダメ」
と落胆している。楓はその正勝を励ますが、正勝に「あなたなんかに何ができ
る」と言われる。
進藤は絶望して帰ろうとする正勝を早紀(高田美佐)の病室に案内する。「妻だ」
と紹介した進藤は7カ月も植物状態であることを明かしていく。
翌朝、多恵の容態が悪化する。駆けつけた正勝はきょうが結婚記念日と言い、
指輪をしてやろうとするが、多恵は進藤を見たまま。正勝は進藤に「俺の代わり
にしてやってくれ」と頼む。
多恵の最後が近づく。進藤が手にする片方の多恵の手を正勝が握る。その時、
進藤の手から抜けた多恵の手が正勝の両手に重なる。正勝が「ありがとう」と
つぶやく。
元気になった菊池が、「女は男の甲斐性が分からない」といきまいている。そこへ
美和がやってくる。みんなは心配するが、美和に近づいた菊池は土下座してあ
やまる。
美和は美和で、医局長の多田(清水章吾)にあやまり、菓子折りを渡して「これ
からもお世話になります」と頭を下げる。「いい奥さん」と言う楓に、
進藤が「ああ」とうなずくのだった。
※上記あらすじは株式会社フジテレビジョンのホームページ内にある、救命病棟24時
 のページからの引用です。
 したがって、上記あらすじのすべての権利は株式会社フジテレビジョンに属します。
 当方では、番組放送後のドラマ及び須藤理彩さん出演に関するコメントなどを掲
 載するにあたって、必要最低限の情報として上記あらすじを引用しています。
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今回の須藤理彩さん 登場時間 約3分55秒(おおよそです)
今回は最初のシーン、菊地先生が運ばれるシーンを中心に須藤理彩さんが登場
しました。 ドラマは冒頭は和やかさのあるシーンが多く、一転して後半は「死」と
直面する医者と患者のシーンでした。 桜井ゆきが、多恵が息をひきとろうとして
いる病室後方で、立ち尽くしているシーンが記憶に残りました。
夫、正勝の代わりに夫役を演じた進藤先生を見て、どのように感じていたのでしょう
か。 桜井ゆきの今後が気になるシーンもいくつかあったと思います。


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