REPORT 8
ライン
柏高島屋・トークショー
2000年7月28日、千葉県の柏高島屋で行われたトークショー(事前抽選)に参加した
おのさんの作成したレポートに、同じく参加したレイアさんと私(とよ)がプラスして制作したレポートです。
おのさん、レイアさん、どうもありがとうございました。

柏高島屋トークショー  「THE PARTY 2000」
マリエとやま 2000年7月28日(金) 19:00〜(約1時間)


2000年7月28日、千葉県柏市の高島屋で行われたトークショーに行ってまいりました。私は友人と共に会場へ向かい、会場前でとよさん&レイアさんに会い、「いやぁ久しぶりだねぇ」などという挨拶をしつつ、着々と準備が進められていく会場内の様子をうかがいながら、どの席を狙うか密かに企んでいました。  18時30分会場、19時開演。「座席は早く行った人から」ということだったので、係員の「トークショーに来られた方はこちらに並んでください」という声と同時に我々4人は待ってましたとばかりに列の先頭をキープし、来る会場時間を今か今かと待ちわびるのでした。  会場時間が来ると、チケットと引き換えに「番号のついた1ドリンクの引換券」と「アンケート用紙」を配られました。そしていよいよ会場内へ・・・。先頭に並んでたかいあってか、見事に一番前の須藤さんに一番近い席をGETすることができ、いよいよ等身大の須藤さんを目の前にするかと思うとなんだか4人ともしまりのない顔になっちゃって、なんだか無意味にニヤニヤしてしまうのでした。  アンケート用紙には、「須藤さんへの質問」や「このトークショーを知ったきっかけ」「あなたの好きな芸能人」「行ってみたい所(国内外問わず)」等があり、最後に「住所氏名」を書くのですが、先程からニヤニヤしてる私は、これから訪れるであろう幸福のひと時を前に完全に動揺し、自分の名前もなんだかうまくかけないし、住所も間違えちゃうしで大変でした(笑)。  「須藤さんへの質問」の欄はなかなか良い案が浮かばず、結局レイアさんに『「仲のいい芸能人は誰?」と書いて。』と命令された(爆)ので書きました。

そろそろドリンクを取りに行こうという事になり行くと、そこには各種飲み物がありましたが、その中に「ピンクレモネード」を発見し、「これはこれは!」と興奮しつつ私ととよさんは無条件でグラスに注いでしまいました。


会場は満席となり(90人くらいでした?)いよいよ開演時間となり、司会の方が登場。  続いて我々のすぐ近くから須藤さんが爽やかに登場!会場からは拍手が湧き上がり須藤さんは壇上へ。  服装はピンクの服にジーパン、靴もピンクでした。  驚いたのは髪が長くなっていたこと。胸のやや下辺りまで伸びていました。「うらら」のイメージが強かった方はさぞ驚かれたことでしょう。


早速トークショーが始まりました。

まずは「天うらら」の話。
主役に抜擢されるまでのイキサツ。  当時アルバイトをしながら芸能界のお仕事をこなしていた須藤さん。オーディションは数々受けたものの花開かず、「これが最後」という気持ちで受けたオーディションが「うらら」だったそうです。 最終選考では「パンを食べながらセリフを言う」というもので、当日朝から何も食べていなかった須藤さんは結構な勢いでパンを食されたらしく、その豪快さが評価されたらしいことを語っていました。最終選考に通ったという報告を受けた翌日に記者発表、すぐに演技の稽古や大工修行ということで、なかなかハイペースだったらしいです。  共演者の方々とはまだ仲良くされているみたいで、撮影当時も結構助けていただいたことを感謝しておりました。 撮影期間中の髪型はずっとショートカットで、ロングのシーンはすべてヅラ。だから寝てるシーンときも髪を結んだままだったというので、「ビデオを確認したらいいかもしれませんね。」と司会の人と話していました。  あと須藤さん自身、高所恐怖症であるらしく、ロケでの屋根シーン撮影はずっと震えてたみたいで、アップのシーンは後ろでスタッフに支えてもらったから良いものの、「引き」のシーンではどうにもならず、日光のお寺の屋根のシーンは爽やかな顔であった一方、心の中では相当怖かったらしく、「あのシーンは動きが極端に少ない」とおっしゃっていました。ちなみに須藤さんのアップのシーンは、見えない後ろ側でスタッフに支えられてことが多く、全体が映されるシーンはそういう訳にいかないので、怖さをガマンしていたそうです。 ビデオを撮っている方、確認したら面白いかもしれません。  撮影用に稽古した大工の腕前ですがこれが本格的に稽古したみたいで、椅子くらいは作れちゃうようなことも言っていました。


続いて「アフリカポレポレ」。  一ヶ月以上にも及ぶアフリカロケで大変だったということでした。電気もないので消灯時間が決められており、真っ暗な中でシャワーを浴びたりしたこともあったそうです。  またあの「日焼け」はすべてメイクで、初めての「ガングロ」メイクで嬉しくなっちゃったとも言っていました。  また須藤さんは虫が苦手で、部屋に蛾がいただけで驚いてしまうくらいの苦手らしいですが、撮影中共演の岸谷五朗さんと真剣な話をするシーンで、「須藤さんがはじめ下を向いていて顔を上げて岸谷さんを見る」というところで、なんと須藤さんの鼻の下にハエが止まり、払いたかったんだけど、既にカメラが回っているため払うことができずそのまま顔を上げ岸谷さんを見たとたん岸谷さんが大爆笑で、その日岸谷さんはそのハエを思い出してしまいずっとNGを出しっぱなしだったそうです。岸谷さん曰く「ハエが須藤さんの鼻の下を行き来してた」らしいです。真剣なシーンだけに可笑しかったんでしょうね。  でも虫嫌いなのにカメラが回ると鼻の下のハエも我慢するとはさすが女優さんだなぁと司会の方も感心していました。


続いては舞台「カノン」の話。  これは須藤さんにとってとても貴重な体験だったらしく、熱く語り、うっすらと涙を浮かべる一面もありました。  本番中セリフを忘れてしまうということもありましたが奇跡的に思いだしてホッとしたというエピソードを語ってくれました。 ちなみにその後、舞台の大先輩でもある唐沢さんに「万が一、またセリフを忘れてしまったらどうしたら良いでしょう?」と相談したところ、「猫なんだからニャーニャー泣いていれば良い」と言われたそうです。(笑)  ところで共演者の方々のお話ですが、演出家で共演者にもなった野田秀樹さんについては、以前雑誌のインタビューに答えていたように、「子供っぽい」というところをあげながら、その才能のすごさを語っていました。「演出家」でないときの野田さんは、面白おかしい人だそうです。 また唐沢さんは大の車好きで、車をぽんぽん買う訳にいかないのでプラモを買い、それでストレス発散?をしているそうです。そしてやはり男性、同じく共演者の岡田義徳さんもプラモが好きらしく、唐沢寿明さんとプラモトークをしているときは、子供の様に目を輝かせて話をしていたそうです。 鈴木京香さんは、今回の「カノン」の役柄とは180度違う気品ある女性でおっとりしているそうで、盗賊の役をやるにあたって、「もっと豪快さを・・・」をと野田秀樹さんから指示が飛んだことも多々あったそうです。


続いては先に書いたアンケートから質問で、「現在はまっている事」という質問に対して「エアロビ」をやっているということで、リズム感を養うことも目的にしているみたいでした。  「好きな音楽は?」の問いに関しては「ミッシェル・ガン・エレファント」と答え、いまでもライブに行っているとのことでした。会場に居たファンの方と、少々個人的な話をしていました。(笑) 
あと1個なんだっけ??


最後に須藤さんから3名の方にプレゼントということで、はじめに配られたドリンクの引き換え券に付いていた数字と、須藤さんが箱の中から引いた数字があった人にプレゼントとサインがいただけるみたいで、我々は一心になって「当たれ〜」と念じていましたが・・・。 最初の二人は女性。そして最後の一人に望みをかけるものの、「0805」の方が当たり(我々4人は最初に入ったため番号は「0801」から「0804」でした)大変惜しい思いをしました。 渡されたプレゼントは須藤さんが事前に表参道で買っておいたものらしく、どれも洒落た物ばかりでした。 ちなみに最後にプレゼントをGETした男性は、会場に居た全員をバラ色に包むような笑顔で喜んでいました。

今後の活動予定を言った後、ドラマなどでは「どれが本物の須藤さんかわからなくなるような、そんな演技の幅を広げたい」と語り、舞台から降り(この時私と須藤さんの距離:約2m)、終了しました。

「ふぅ」とやや放心状態気味でいると、司会の方に「ずいぶん前から並んでましたね」などと話し掛けられたため、とたんに緊張してしまいましたが、こうして滞りなくトークショーは終了したのでした。
柏高島屋、S館専門店の入り口 トークショーの会場
柏高島屋、S館専門店の入り口 トークショーの会場

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