らせん(第1話)

ライン
1999年7月1日・放送
「貞子の復讐リングを超える恐怖」
今回のあらすじ 見た者を呪い殺すという「ビデオ・テープ」騒ぎの中心的人物であった高野舞
(矢田亜希子)のもとへ、超能力者・山村貞子の後見人であった故・伊熊教授
からの手紙が届く。「災いを私は止められない。誰かが封印を解いてしまった。
死者が再びこの世に生まれ出ようとしている。貞子が・・・」。再び恐怖がやって
くる。
女子高校教師・安藤満男(岸谷五朗)は、自分が海で死なせてしまった息子・
孝則(工藤雅哉)の責を感じ、夜な夜な悪夢にうなされる。溺れる息子に手を
伸ばしたが、髪の毛をつかんだだけで海の深みに沈んでしまったのだ。このため、
妻・美和子(純名里沙)は精神を病んで入院している。
生徒から慕われる安藤は、国語の教師だが科学部の顧問をしている。中でも
西島久美子(野村佑香)はなついている。今日も得意気に超能力の実験をして
いるのだと報告に来る。彼女の言うことを信用しない安藤に、「人を殺す呪いの
ビデオが存在する」「姉・美咲(須藤理彩)が働いているビルで殺人事件が起き、
死刑になった犯人の幽霊が出る」などと佑香は言い募る。
その晩、くだんのビルで6人が死ぬ不可解な変死事件が発生した。そして、ただ
一人だけ女性社員が生き残っていた。美咲であった。安藤は、久美子の連絡を
受け美咲が収容されている病院へ向かった。美咲も安藤の教え子だったのだ。
だが、警察は面会を拒む。不安になった安藤は美咲と同窓だった相原夏美
(吉本多香美)に連絡する。夏美は高校の科学部出身で、今は警視庁の科捜研
に勤めている。夏美は、美咲に殺人の容疑がかかっていること、6人に外傷が
なく心臓麻痺が死因であることなどを教える。
夏美は、安藤が「心臓麻痺を起こす呪いのビデオが存在するらしい」と話していた
ことが気に懸かり、コンピューターで検索しようとするが、陰湿な陸田博部長
(内藤剛志)に妨害される。陸田は、「呪いのテープ」事件を知っているようだ。
1999年7月は、「ノストラダムス予言」の注目のポイントである。研究家・河合徹
(升毅)は、予言が外れてテレビで笑い者にされることに不安を抱いていた。
そこへある男から「恐怖の魔王はちゃんと降ってくる」と奇妙な電話を受ける。
翌日、美咲は解放された。安藤、久美子、夏美の3人が出迎えた。夏美は、
「被害者の倒れた様子から、部屋のある一点から逃げ出したようだ」と言い、
美咲に「ここには何があったのか」と尋ねる。美咲はまだショックから立ち直って
はいなかったが、「そこにはSの打てない壊れたコンピューターがあり、自分以外
にもう一人、人がいて、肩をつかまれた」と思い出す。安藤と夏美は、社内監視用
カメラに写っているのでは、と、ビデオを取り寄せ、安藤の自宅で映してみるが、
犯行時間になると突然画像が乱れてしまう。
翌日、夏美は同僚に美咲の服から指紋を採取してくれるように頼み、殺人マニア
のホームページをのぞく。そこには「おれが6人を殺した」と「アリタ」という人物
からのメールが送られていた。騒然とする科捜研。夏美は安藤を呼んだ。なんと
外部では知り得ない「心臓麻痺を起こしてやった」「女の肩をつかんで、生かして
おいた」などの隠された状況が記されていたのだ。その文章に安藤は違和感を
感じた。どこかおかしい。その時、美咲が話してくれた「Sの打てないコンピューター」
を思い出す。その文は「S」を使っていなかったのだ。
そのころ、テレビスタジオでは河合が出演する生特番が放送れていた。河合は
自信ありげに「11時に大王が降ってくる」と予言していた。
安藤は夏美とともにオフィスビルに向かった。そこに「アリタ」がいて、壊れた
キーボードを叩いていると踏んだのだ。その時、夏美の携帯電話が鳴った。
同僚の浅野からで、「あの指紋はそのビルで殺人を犯し、3年前に死刑になった
有田剛三のものだ」と言う。そして静かに夏美に近づく者があった。
さらに外では高野舞がビルを見上げていた。
※上記あらすじは株式会社フジテレビジョンのホームページ内にある、らせん
 のページからの引用です。
 したがって、上記あらすじのすべての権利は株式会社フジテレビジョンに属します。
 当方では、番組放送後のドラマ及び須藤理彩さん出演に関するコメントなどを掲
 載するにあたって、必要最低限の情報として上記あらすじを引用しています。
 この件につきましてご指摘等ございましたら、お手数ですがこちらまでメールください。
今回の須藤理彩さん 登場時間 約2分12秒(おおよそです)
「らせん」初まりました・・・。 率直な感想として、妙な雰囲気が流れています。
「初回」と言うことである程度の想像はしていましたが、予想以上に・・という印象を
受けました。 西島美咲(須藤理彩さん)の初登場シーンは、まさにOL。 会社で
仕事をしているシーンで、ワンポイント登場でした。 会社で6人が同時に心臓マヒ
で亡くなるシーンでは、唯一の生き残りとして警察に事情聴取されて、一時釈放は
されましたが、なんだかおかしい・・・。 この「おかしい」が今後の鍵になるのでは
と思っています。 黒色土偶の衝撃の言葉が頭をよぎった時、須藤さんの言って
いた「いい意味で皆さんを裏切れるんじゃないか」と言う意味が完全にリンクしました。
まさに驚きです。 いままでのドラマが、「次回も見たい」って印象を与えるとするなら
ば、「らせん」は「絶対見なくちゃいけない」というのが今の感想です。
いままで積み重ねていた方向性を大きく覆す・・このドラマはそういった意味で
とても興味深く見ていけるのではと思いました。 あの映画の「ハッピーピープル」の
登場シーンの顔より、ある種のヒンヤリしたイメージを感じたのは、私だけでしょうか?
1話が終了して次の事を考えてしまうのもなんですが、第2話の予告で、須藤さんが
お腹をさすって?いましたね。と言うことは、映画で言う中谷美紀さんの様な役と
言うことになるのでしょうか・・。 あと12話。初回にして期待度爆発です。
あ、怖くて見れない方は・・・  22:30ごろを中心に見てください。     とよ


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